老健ではどのような医療行為が行われますか?

老健ではどのような医療行為が行われますか?


介護系の施設にも、目的が異なるいろいろな施設があります。

老健では、ご利用者が在宅復帰できるように、リハビリを目的に行っています。

さらに、老健には施設医が常勤している為、他の介護施設よりも医療行為が多い傾向にあります。

痰吸引、投薬、留置カテーテル、経鼻カテーテルの交換など、それに、脱水症状や誤嚥性肺炎を起こす方が多く、ドクターの指示で投薬や輸液なども行っています。

しかし、施設内で行うことができる医療行為には限りがある為、対応出来ない場合は、病院に救急搬送する事になります。

最近では、特養申請が受理されるまでに、その繋ぎとして老健を利用される方も少なくありません。

老健というのは、在宅支援をする場所ですから、本来はそのような方々は対象外なのですが、在宅介護も難しく行き場がない為に、待機者が比較的に少ない老健に入所する事になってしまいます。

そのような方が入所されている事もあり、急変やステルペンが最近増えています。

実をいうと、老健での医療行為が多くなり過ぎてしまうと、加算が取れない事から、施設の負担が多くなってしまうんです。

その為、施設内での医療行為はあまり望まれていない、というのが実状です。

しかし、高齢者の方が増えていますから、どの施設も一杯の状態で、いろいろな方を受け入れざるを得ない状態です。

現実、病院で受け入れて貰う事が出来ない方について、老健で対応する事になり、最期の看取りをするという状況が増えています。

介護施設は病院とは機能や目的が違いますから、医療行為についての考え方も違います。

しかし、患者さんやご利用者の命や健康がかかっていますから、どのような状況であっても、看護師として出来る限りの対応をしたいと思っています。

2015年1月 6日|